ランニングなど軽い運動と合わせれば効果も絶大

アンチエイジングにもナッツは非常に効果的、老化の原因「糖化」と「酸化」を抑制する

　近年のさまざまな調査・研究から、血圧が高くなるほど脳卒中のリスクも高まることが明らかになってきています。

動脈硬化への予防に効果

　ポリフェノールには抗酸化作用がある為、悪玉コレステロールの動きを抑制してくれます。 　さらに、ポリフェノールは、植物の光合成によりできる、色素、種子などに含まれる天然成分です。ブルーベリーや緑茶など、色の濃いフルーツや、苦みの多い植物の葉や茎に多く存在します。 　その種類は多く、カテキンやイソフラボン等、4000～5000種類以上。植物にとって自然界は、虫や小動物の攻撃や、紫外線による活性酸素の発生で、危険だらけなんです。 　しかし、ポリフェノールには、若い細胞を作り出して、ダメージから身を守る働きがあります。 　最もポリフェノールの効果で注目されているのが、抗酸化力です。植物は紫外線にさらされると活性酸素を発生して、細胞がダメージを受けますが、ポリフェノールには抗酸化作用があるので、活性酸素を除去して細胞を守ることができるのです。 　血圧が低めの人（収縮期血圧＜120、拡張期血圧＜80）を1とした場合、そのリスクは ・最高血圧130～139、最低血圧80～89の人は約1.7倍 ・最高血圧140～159、最低血圧90～99の人は約3.3倍 ・最高血圧が180を超え、最低血圧も110を超える人は約8.5倍 にもなります。 血圧水準が高くなるにつれてリスクも急上昇します。 「血圧は収縮期血圧＜120、拡張期血圧＜80までコントロールするほうがいい」とされています。

認知症の予防に絶大です

・ポリフェノールが、アルツハイマー病の原因になる物質が脳内に留まるのを防いでくれる。 ・脂肪燃焼を高めてくれるのでダイエットに凄く効果的 ・骨密度が上がり、骨粗しょう症を防いでくれます。 ・硫黄という成分が肝臓の機能を高めてくれます。 　アーモンド、クルミ、カシューナッツ、ピスタチオ、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツなどに多く含まれている脂肪分は生活習慣病の予防にも良いとされる不飽和脂肪酸やカルシウム、カリウム、マグネシウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。適度に摂取することでメタボリックシンドロームや高血圧などの予防にも最適でアンチエイジングにも効果が高いとされています。 ◆◆豆知識◆◆ 　実は、ピーナッツはマメ科の豆で、ナッツではありません。地中になる植物のため、正式にはナッツではありません。ただし栄養価はナッツ類と同様に高く、不飽和脂肪酸であるオレイン酸・リノール酸のほか、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれています。ピーナッツの渋皮には、アンチエイジング効果やメタボを抑制する効果のあるレスベラトロール（ポリフェノールの一種）が豊富に含まれているため、皮ごと食べると良いのだそうです。

シミを抑制してダイエット効果が大きい

　ブドウの皮の渋み成分がシミの発生を防いでくれます。 　ポリフェノールは種類が多く、効果もそれぞれに異なりますが、すべてに共通しているのが抗酸化作用です。活性酸素は細胞をサビつかせて老化を促進します。ポリフェノールがこれを除去して、細胞を活性化させてアンチエイジング効果があると考えられています。 　ポリフェノールの抗酸化力には、視覚改善や、細胞の活性化、更年期障害の改善、血流改善、美肌、生活習慣病の予防・改善、肝機能の向上など、様々な健康効果が期待できるのです。

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