SEOとは? 押さえておくべき24のSEO対策方法とポイント
→参考URLはこちら
→Google が掲げる10の事実
・)Googleは、会社の理念として10の理念を掲げています。
これらの要素はGoogleという会社がどのように世の中を考えているのかを理解する上で重要であり、SEOを行う上でも大切な考え方です。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能します。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
「すばらしい」では足りない。
→SEO対策を始める前に押さえるポイント
※キーワードは、なんとなく集客できそうなものを選んでしまいがちですが、果たしてそれがニーズのあるワードなのか、ユーザーの検索状況や意図を踏まえコンテンツとマッチしたキーワードであるのかを精査する必要があります。
※h1タグもtitleタグと同様、検索結果に表示されるため、長くても32文字程度、ユーザーの興味をひき、分かりやすい内容であることが重要となります。
h1タグにはキーワードを含め、その他のhxタグも同様にキーワードや関連語句を含める
また、SEO対策ワードは1つのページに対し1ワードが基本です。
1つのページで多くのキーワードの検索上位をとり、幅広く流入させたいという気持ちはわかりますが、無理に様々なキーワードに対応した要素を1ページに詰め込んでしまうと、かえってキーワードテーマがぼやけてしまうために検索エンジンからの評価が上がらず、どのキーワードでも検索順位アップが見込めない結果となってしまいます。
Googleは専門性の高い内容を評価する傾向にあります。
検索上位にあるウェブサイトには、独自の切り口で深く掘り下げた内容で、キーワードテーマに関するトピックスを網羅したコンテンツが多くあります。
具体的な文字数の正しい答えはありませんが、800~1,000文字程度あれば低品質なものにはならず、内容の濃いコンテンツであると認識されやすくなるでしょう。
→ページタイトルを最適化する
※ページタイトル(<title>タグ)はSEOにおいて最重要ポイントです。
対策キーワードを必ず含め、全角35文字程度、Googleの場合は30文字程度でできるだけ簡潔に記述する必要があります。
クリック率(CTR)を上げるためにも、コンテンツから得られるベネフィットを完結に入れることも重要です。
ページタイトルには上位表示させたいキーワードを必ず含め、できるだけ前方に配置し長くならないようにする
ページタイトルには上位表示させたいキーワードを必ず含め、できるだけ前方に配置し長くならないようにする
ユーザーは、検索結果画面に並ぶタイトルを上から順番に見て、それをクリックするかどうか検討します。
上位にあるページのタイトルにも見劣りのしない、クリックしたくなる素晴らしいタイトルを入れてください。
→metaタグの注意点
meta description(メタ ディスクリプション)
meta descriptionには、検索ユーザーに検索結果ページの内容がどのようなものかを端的に伝える役割のほか、Googleにとってもページ内容を判断する手助けとなる役割があります。
ページへの流入を増加させる(CTRを上げる)ために、競合・上位ページと比較し、文字数は80~120程度で、ユーザーから見て魅力ある素晴らしい内容にまとめて下さい。ページタイトル同様、ここでもコンテンツから得られるベネフィットや結論を述べることで、CTR改善に役立ちます。
スマートフォン検索結果画面では50文字程度までしか表示されない場合があります。
そのため、メタ ディスクリプションも重要な単語やポイントはできるだけ最初に方に書いておくようにしましょう。
【ポイント】
- meta descriptionにはページの内容を文字数80~120文字程度に簡潔にまとめ、キーワードを含める。
- 上位サイト・競合サイトと比較し、より魅力的にすることで流入促進(CTR)を高める。
- ページタイトル、メタデータの重複が発生していないかを確認し、重複している場合は速やかに修正する。
注)現在Googleはページの評価指標にmeta keywordsを利用していません。
したがって、記載がなくても問題ありません。
→内部リンクをしっかり構成する
【ポイント】
- リンクはできるだけテキストリンクにし、キーワードやリンク先のページの内容を表すアンカーテキストにする
- リンクテキストは定型(パターン)化せず、ユニークにする
- コンテンツの最後に関連ページへのリンクを付ける
- 内部リンクは一方向のリンクではなく、クローラーがリンク元ページに戻りやすいように相互リンクにしましょう
- パンくずリストは必ず設置しましょう
→キーワードバランスと共起語
キーワード出現数(出現比率)は、SEOの指標として重要度は低くなってきていますが、ある程度の比率を保ってキーワードをバランスよく配置することはSEOに効いた文章を書く上で必要です。
また、ロングテールワードの順位表示にはキーワード出現比率の影響が出やすい傾向にあります。
ワード比率に固執する必要は全くありませんが、検索上位にのサイトと比べて大きな差があるようであれば自然な形で調整しましょう。
また、同じ単語の繰り返しを極力減らし、類似語、関連語句、共起語などを意識し構成単語を増やすようにしましょう。
共起語とは?
共起語とは、ある単語に対して、合わせて用いられることが多い語句を指します。
例えば、一般的な文章として「太陽が燦々と降り注ぐ」と使われますが、
「雨が燦々と降り注ぐ」とは言わないので、「太陽」に対して「燦々と」は共起しており、
「雨」に対して「燦々と」は共起していません。
このように、ある単語と共に使われやすい単語を共起語といい、テーマとの関連性を強調するのに役立ちます。
【ポイント】
- キーワードの比率が偏っていないか適度なバランスに調整し、同じ単語の繰り返しを減らし共起語など関連語句をうまく利用する
- 上位サイト・競合サイトと比べキーワード比率に大きな差がある場合は調整し、動向を見る
→ページスピードを意識する語
Googleはページの読み込み・表示速度をできるだけ速くするように推奨しており、ランキング要因の一つであると明言しています。
但し、ページスピードが少し遅いからと言って、順位が下がる、または上がるということはありません。
表示が速いページはUX(ユーザー・エクスピリエンス/ユーザー体験)が向上するため、離脱率の低下やコンバージョン率の向上など、多くのメリットが得られます。
特にモバイルではより一層のスピードが求められます。
ページスピードを速くすることは、結果的にSEOで成果を上げることに大きくつながります。
【ポイント】
- ページスピードをチェックし、判定が遅い場合は、画像や参照ファイル(css、Javascript等)を軽量化する
ページスピードのチェック方法
Googleが提供している「PageSpeed Insights」を利用することで、ページスピードのチェックと合わせてモバイルフレンドリーのチェックが行えます。
ページスピードを上げるには、多くのテクニックが紹介されていますが、基本となる作業は以下の2点です。
画像ファイルを圧縮し軽量化する
(画像ファイルの圧縮ツールTinyPNG、JPEGmini)
JavaScriptやCSSファイルをミニファイ(minify)して軽量化し、HTMLに直接記述している場合はできるだけ外部ファイルにする
(CSSの圧縮ツールCSS Compressor/JavaScriptの圧縮ツールJS Minifier)